【 平成16年 10月 決算特別委員会-10月26日−01号 】

◆委員(阿部喜見子君) 
 区長に伺う。すみだやさしいまち宣言推進事業について、今までの委員会の中でも歩きたばこ、もしくはたばこのポイ捨てについての条例化という意見もあったが、私自身はこの問題はモラル、マナーにあると思う。やはり条例化して取り締まるということよりは、マナー向上の啓発や必要な場所にきちんと灰皿を置いて禁煙・分煙対策を進める一方で、きちんと喫煙場所を確保していくことも大切だと考える。聞くところによると、施設の方は全面禁煙、JRは駅の一部の部分だけを喫煙を認めているということで、たばこの売り上げの収入も億単位で激減していると伺っている。墨田区においては、たばこ税の歳入も20億円を超すということもある。こういった歳入の件もあるので、条例化して取り締まるというよりも、マナー向上、きちんとした禁煙・分煙対策をぜひしていただきたい。たばこを吸う人、吸わない人がお互い気持ちよく共存できる社会そのものが墨田区のやさしいまち宣言だと私は考えるが、区長の所見を伺う。

◎区長(山崎昇君) 
 たばこの問題については、私は今阿部委員がおっしゃったように喫煙場所をきちっと区別をしていく、そして愛煙家の方には吸っていただくということが極めて大切だと思う。したがって、私は愛煙家の方々に路上での喫煙はまずやめてほしいということを申し上げているが、しかし、実態としてはなかなか効果が上がっていない面もある。従って、私は当面はマナーからということでマナーを一生懸命にPRをしているが、そのマナーでとても対応できないということであれば、これはマナーからルールということで、ルールにしていく必要も検討しなければならないと思うが、来年は23区、あるいは三多摩市町村も一緒になって路上喫煙をやめようという大キャンペーンをやろうということになっているので、それを本腰を入れて、墨田区内で展開をさせていただいて、その実績を評価をして、ルールということについてはその次に検討させていただきたい。

◆委員(阿部喜見子君) 
 たばこの関連で、学校でも行事等で保護者の出入りがあるので、それに対しての禁煙とか、喫煙場所の指定をしていると思うが、これは各学校で基準を決めて今対応しているのか。

◎教育委員会事務局次長(横山信雄君) 
 各学校の喫煙の取扱いは、基本的に学校の施設内での喫煙は今禁止になっていて、校長が学校敷地内の屋外の特定の場所を定めた上で、そこでだけ喫煙が可能な状態で対応している。

◆委員(阿部喜見子君) 
 一部の方から意見をいただいた中で、学校行事等でたくさんの保護者の方や地域の方が見えるので、喫煙場所を設けることはある部分ではいたし方ないけれども、できれば子供の目に入らない範囲にしてほしいという意見をいただいているが、その辺の配慮はいただけないか。

◎教育委員会事務局次長(横山信雄君) 
 この取扱いを教育委員会において決めた際に、校長代表も含めて検討している中で、当然、喫煙場所を可能にしたにしても、子供の目に入らないところということで、具体的な場所については校長が一番よくその状況を掌握しているので、そういう配慮をさせていただいた上でそういう取り決めをさせていただいた。

◆委員(阿部喜見子君) 
 実際のところ、折に触れて各行事に参加させていただいているが、見えるところで喫煙されているケースが私自身、多く見るので、できればその辺をきちんとルールとしておろしていただければと思う。
 次に、誕生日健診について伺う。資料をいただいて、受診率についてであるが、一番働き盛りの40代から50代の方の受診率が大変低くなっていて、その中で、女性よりも男性が受診されていないのが現状である。この中で、健診日の設定に一つの問題があるのではないかと思う。また、ただ単に受診率を上げるだけではなく、墨田区民の平均寿命が短いと言われているので、受診結果を区民に返した後、どのような対応をしているのか、伺う。

◎保健衛生担当部長(澤節子君) 
 委員指摘のように、墨田区全体としては、東京都においても受診率は3位と高い状況であるが、壮年期、特に誕生日健診の受診率はかなり低い結果になっている。この健診と先ほど来話があった、健診後のフォロー体制については、今は要指導とか、要注意とかそういう方たちをお呼びして指導しているが、そのやり方自身にも多少問題があるのではないかと思っていて、健診検討委員会という内部のプロジェクトチームを立ち上げて、墨田区民にとってどういう健診のあり方がいいのか、どういう健診のあり方が有効であるのかということも含めて、今後の健診体制の見直しを図りたいというプロジェクトチームを立ち上げて今検討中で、皆さんの期待に沿えるような結果にしていきたいので、もうしばらく時間をいただきたい。

◆委員(阿部喜見子君) 
 受診結果の回答に関してはそういう形で取り組んでいただきたいが、健診日に受けられない方が大変多いという実情があるが、この辺の対応はどのようにお考えか。

◎保健衛生担当部長(澤節子君) 
 先ほど答えたように、墨田区では土曜日、日曜日という健診も行っている。その時間帯であれば受けられるのかどうかということも含めて、時間帯の設定その他を含めて夜間健診もやっているので、その他、トータル的に検討していきたい。

◆委員(阿部喜見子君) 
 次に、子育て相談センターについて伺う。文花の子育て相談センターが開設して短い期間ではあるが、大変多くのお母さん方に利用いただいているようである。ただ、この子育てセンターは今北部と南部に1カ所あるのみで、本来であれは、各地にあって一番身近なセンターを使ってもらうのがいいとは思うが、実情はそれができない現状である。一つ提案であるが、私は先般、隣の江東区の子育てセンターを見学してきたが、その際に、障害者の福祉センターのバスを区内のルートバスとして、障害者の方の送り迎えが終わった後に江東区内を2ルート、午前中と午後1便ずつ利用者を乗せてセンターまで行っている。その関係で、亀戸駅を経由している形もあるので、墨田区からもかなり多くのお母さんが江東区のそのセンターを利用しているという話も伺った。そういった中で、特に両国の駅前のすみだ子育て相談センターは駅前であるので、比較的足の便はとれているが、文花の相談センターの方は駅とか、バス停から離れているということと、私が見たときにお母さんが寝ている子供を自転車に乗せて走っているシーンとか、雨だと公園で昼間遊べないので、広場で遊ばせたいというお母さんも大変多いので、雨の日に足がなくなると行きたくても行けないという現状があるが、他区でもそういった例があるので、墨田区でもそれを利用できないかと考えるが、いかがか。

◎福祉保健部長(坂田静子君) 
 子育て相談センターは文花、両国ともに大変多くの皆様方にご利用いただいている。人気の中心は子育て広場で、子供とお母様がお友だちを作ってさまざまな子育ての不安や相談ができるということかと思うので、こうした機能については、新しい施設を作るというのはなかなか難しいので、児童館とか、保育園等を活用して、今後そうした機能について拡充をしてまいりたい。
 また、ここの相談センターに行くためのルートバスであるが、多くのお母様方は自転車を活用なさっているので、ルートバスはなかなか難しいかなと考えていたが、今、阿部委員から障害者のバスを活用したらどうかということであるので、こうした点については、例えば亀沢のぞみの家の肢体不自由児者の施設のバスが活用できるか等について、検討をさせていただきたい。

◆委員(阿部喜見子君) 
 例えばゆうゆう館とか、墨田区で少ない施設で多くの方に、今度できるいきいきプラザもそうであるが、そういった意味では子育て支援センターに限らず、供用して使うというのも一つの方法だと思うので、ぜひ前向きに検討いただきたい。
 次に、教育について伺う。昨今、私は小規模校を中心にずっと質問したが、今回は応募者が多い学校の保護者から意見をいただいた。多いということで、学校施設が手狭になっているということで、例えば校庭にしても、この例で言うと、180人ぐらい定員をとっているところでは校庭そのものが狭いとか、そういった話を伺っているので、小規模校、応募者が多い学校両方いろいろ問題はあると思うが、その二つの問題をとらえてどう考えていらっしゃるのか。結局は学校の大きさのぎりぎりの人数、なるべく多くの子供を受け入れるのはいいが、受け入れたことによって、本来受けられる地域の子供たちが人数が増えたことによっていろいろ弊害が生まれているので、その辺をどう考えているか。
 また、もう中学の場合はこれで3年目を迎えるが、この中で、小規模校については人数が少なくなっているという一つの要因にはなっているが、毎回毎回同じ学校が応募が多くなっている。その辺の理由をとらえているか伺う。

◎教育委員会事務局次長(横山信雄君) 
 学校選択に伴う問題であるが、今指摘があった本所、両国については確かに区域外からの応募が多い。現在、両校とも15クラスあって、それぞれ500人を超える生徒数である。17年度に向けて募集を今やっているが、募集数については16年度と同様の数で、それはこの両校とも一応15クラスで許容の限界ということで、学校選択については受入れ可能な範囲で募集するということもあるので、私どもとしてはこれが限界と思っている。そうした中で、今両校の校長からもいろいろな要望を受けて、トイレの改修とか、いろいろな対応はしているが、いずれにしてもクラス数としては、もう15クラスで限界という認識を持っている。
 それから、どうして応募が多いかということであるが、詳細な聞き取りはやっていないが、両校のいろいろな取組みが一定程度、保護者の間で受け入れられているのかなという印象は持っている。

◆委員(阿部喜見子君) 
 クラスの数で受け入れ生徒を決めているような話だったが、施設そのものというのは、もとの外の枠の大きさというか、教室数そのものはあっても、共用で使うスペースというのは、例えば校庭とか、特別教室、トイレ等の問題があるので、その辺で私が聞いたところによると、1学年5クラスをリミットにという話を伺っているが、施設面との考え方というか、関連性は考えないで、その学校に対して5クラスという考え方で持っているのか。

◎教育委員会事務局次長(横山信雄君) 
 言葉が足りなくて申し訳ない。特別教室とか、生徒会室とか、そういった学校の活動に伴って必要な部屋がある。そういうものも必要な上で、普通教室として活用可能な部屋ということでは、両校とも15クラスが我々としては限界だと考えている。

◆委員(阿部喜見子君) 
 普通教室が限界という考え方ではなくて、共用スペースの部分が大変手狭になっているという意見に対しては、どういうふうな対応をお考えなのかお伺いしている。

◎教育長(久保孝之君) 
 歴史的に見れば、今の中学校の数の中で、もうちょっと多かったが、今の2倍、3倍の人数を受け入れていたという事実がある。そういう時代の基準から言えば、現状では十分対応できると考えられるが、時代が流れてきた中で、今申し上げた特別教室の充実であるとか、あるいは生徒たちの居場所としての空間づくりとしては、その廊下の幅で足りるかとか、もっと別な場所が必要ではないかとかという、そういう意味での新たな要望から見ると、場合によっては不十分な部分があるやもしれない。そういう点については、今後それぞれの施設について点検をしていく必要があるかと思うが、現状で今、次長が申したとおり、私どもとしては空間的なキャパシティを考える場合には校庭の一定の広さ、あるいは教室の数、そしてそこに配置されている普通教室の量等をベースにして基本的な受入れを考える。その上で、もし今言った点で欠けるところがあれば、これは手直しをしていくと考えている。

◆委員(阿部喜見子君) 
 分かった。適正配置等の審議委員会等も開催され、今審議されている最中だと思う。この応募者が多い学校については、区内全域からいろいろな方が応募されていると聞いているが、ほかの学校に関しては自分の地元に近い隣接校というか、そういうところに行っているという関係があるので、ぜひこの審議委員会の中で、同じ小学校の中から中学校のエリアが分かれてしまうというのが現状何校かあるが、その辺も検討していただけないか。

◎教育委員会事務局次長(横山信雄君) 
 今の適正配置の検討の中でも小中連携ということも一つのキーワードに我々考えている。今話があったように、小学校で二つの中学校に行くという実際の例もある。これも我々としては課題、問題かと思っているので、この議論の中で我々からもこの辺の問題、課題については提起させていただいて、議論を深めていただければと考えている。

◆委員(阿部喜見子君) 
 私自身、今ちょうど小学生の子供を持つ母親という立場もあるので、この辺の意見がかなり細かい点で入ってきて、大変失礼な質問も多かったかと思うが、ぜひ今の子供たちが学校の大きさ等に関係なく平等な教育が受けられるように尽力いただくよう、よろしくお願いする。
 次に、施設関係で、先ほど公明党の槐委員からも話があったが、すみだ環境ふれあい館の件で、あそこそのものは確かに手づくりのよさとして、いろいろ展示等もあるが、私自身拝見して、手づくりのよさはそれなりには感じているし、雨水の関係とか、関野さんの展示物とか、大変有意義なものが多くあるが、あれを見学したときに、例えば動物園などは音声で案内したり、例えば案内の方が付いていたりとかするが、私はたまたまほかの方の視察に付いていったので、説明をしていただいたが、例えば内外から視察者が大変多いと伺っているが、視察者だけではなく、平常来館された方にその辺の説明というか、案内はできているのか伺いたい。

◎環境担当部長(永廣修君) 
 普段の見学については庁舎の方から主査が行って対応する形になっている。日常的には館に説明者がいるので、それなりの対応はしているのが現状である。ただ、確かに音声等の施設等もできればありがたいなということで、これはまだ主管部の考えであるが、できればそういう設備的な機能も少し主管部の方としては考えていきたいという考え方は持っている。

◆委員(阿部喜見子君) 
 余り箱ものばかりは言いたくないが、今回、8月には国際会議も予定されていると聞いているので、そういった意味では最低限のというか、ある程度きちんとした形のものにしていただければと思う。
 また、あわせて、保健所の話が出てしまったが、私の知っている保健婦がそこでパートのような形で入っていたときに、保健所なので衛生面は大変気を使っていただいているが、保健所という施設にしては建物の老朽化があって、特に若い世代のお母さんたち、子供の健診に見えるお母さんたちには大変不評だという話を伺っている。余り建物ありきということは申し上げたくはないが、衛生面等もあるが、建物のきれいさというか、その辺のところもあわせて見ていただければと思う。
 時間がなくなったので簡単に1件だけ伺う。中学生向けの休日パソコン講座というのが実施されているが、大変多くの方に参加いただいているようであるが、中学生向けと言いつつ、中学生の参加が少ないようであるが、この辺についてお伺いする。

◎教育委員会事務局次長(横山信雄君) 
 中学生向けパソコン教室ということで、確かに実際の受講者数に比べて中学生の応募者数が少ないということは事実である。私どもはいろいろ働きかけをしたが、なかなか実際応募が少なかったということで、この原因についてもう少し究明というか、確認、調査したい。

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