◆委員(阿部喜見子君)
先ほどの堺井委員の質問の中で、3歳児健診の話で、平日だけではなく、ほかの日を利用してほしいという質問があったが、その答弁の中で、ほかの所管に関してもそうであるが、役所そのものがどうしても土日休み、昼間営業という体質から抜け切れていないような気がする。やはり区の行政サービスというのは、もともと区民サービスであって、区民が昼間に受けたいという希望があるのであれば、100%かなえるというのはもちろん無理だと思うのだけれども、やはり区民ニーズがあるということは、それに受けこたえるための努力というか、その姿勢が必要だと思う。今後、いろいろな面が民間委託された分等は休みの日の営業とかあるけれども、今後その辺の考えについてどのように思っているか。
◎助役(田中進君)
おっしゃるとおり、基本的には、区民の立場に立って区民サービスを向上させていくというのが私どもの務めである。ただ、その場合に考えなければいけないのは、やはりコストの問題がある。それで、窓口時間の延長などについても、やはり区役所の職員が出る仕事というのは、正直申し上げて非常にコストがかかる部分があるので、なかなか小回りがきかない。
ただ、話のように、図書館であるとか児童館であるとか、そういう民営化した施設については年中無休とか、夜間延長とか、いろいろそういうこともやっているので、その辺は今後工夫して、なるべく区民の希望に沿うように努力はしていきたいと考えている。
◆委員(阿部喜見子君)
初めに、63ページと75ページにまたがってくるが、福祉マンパワーの育成事業費と離職者のホームヘルパー養成事業というのがあるが、平たく言うと、こちらはホームヘルパーを要請する講座を行っているようであるが、今こういったホームヘルパーの講習を受けたいという方がたくさんいると伺っている。その中で、個人で受けると7万円から8万円ぐらいの費用が個人負担でかかっているところであるが、区として、これを事業として講座を受けていただいた後、この方たちが就職にきちんと結びついているのか、その辺を伺う。
◎高齢者福祉課長(有田武雄君)
福祉マンパワーの人材育成と、もう1点、離職者向けの緊急雇用対策事業としてホームヘルパーの要請講習会があるが、緊急雇用については、15年度実績でいくと、講習終了後3カ月の段階でアンケート調査を実施させていただいている。その結果によると、80人の修了生に対して、回答率は55人ということであるが、そのうちヘルパーあるいは施設の介護職員として就労に結びついた人数は22人ということである。全体としては、回答があった人の約4割は就労に結びついているという状況である。
もう1点、一方の福祉人材のマンパワーの育成の方についてであるが、こちらについても、若干パーセント的には低いが、15年度の2回の講座で80人の修了生に対して、14人が同様の就労に結びついているという状況である。
◆委員(阿部喜見子君)
もともとお伺いしたところ、この二つの事業は事業の性格が違うようだが、特に離職者のホームヘルパー養成事業の方は緊急雇用創出ということもあるので、やはり公費を負担するのであれば、その分きちんと就職というか、そちらの方で活動していただく結果に結びつくように持っていっていただくように努力していただきたい。
次に、66ページの福祉サービス第三者評価経費であるが、今回一部の施設の評価が行われたが、今後ほかの園に広げていくのかをまずお伺いする。
◎厚生・児童課長(高山一郎君)
福祉施設、民間、それから公立を含めて拡大をしてまいりたいと考えている。
◆委員(阿部喜見子君)
その際に、もちろんこの結果は区民に公表していくと思うが、その施設をよくするという面では順次やっていく分ではいいとは思うが、利用者サイドから見た場合に、例えば園を二つ比べたいときに、行った年度が違うと、数年前に行った事業がバツがついていたものが、本来は改正されてよくなっていても、その時点で見えづらい部分があるが、このスタートラインが違うことに関して意見いただきたい。
◎厚生・児童課長(高山一郎君)
この第三者評価は二つのねらいがあり、一つは、利用される方からの聞き取りアンケート等で、利用されている方がその施設のサービスについてどう感じておられるかということを明らかにする。
それからもう一つは、事業を運営している事業者、職員の意識、それも調査を行うわけであるが、その二つの結果を総合して判定をするわけである。その結果、公表されることによって、そこで働く職員がよりサービスの拡大、改善に結びつけるような動機付けになるというのが大きなメリットである。それから明らかに劣っている問題点があれば、そこは当然改善点について努力、取組みをしていくということなので、評価結果については、区のホームページ、それから東京都の福祉ナビゲーションを通じて、広く公開しているところである。
それから、確かに評価年度が同一年度ですべての区施設、又は民間のすべての施設が、特に民間の場合は任意なので、私どもの方では、この評価を受けることを促進するための施策ということで取り組んできて、民間が自主的に参加をしていただいて、評価を受けていただいた場合に、そのかかった経費の2分の1を区から補助するという制度を運営しているところである。
できるだけ多くの施設が、できれば同じ年度、同じサイクルでこの評価を受けていただいて、比較対象ができればいいとは思っているが、先ほど言った非常に件数、区立施設、保育園だけでも30近くあるということもあり、なかなか一気にはできなくて、その辺については、比較評価の際には、その改善、それから職員の意欲の改善というか、サービスの改善意欲の向上という部分で、何とかサービスの質の向上につなげればと考えている。
◆委員(阿部喜見子君)
次に、91ページのファミリーサポートセンター事業についてお伺いする。現在、こちらのサービスを利用されている方も大変多いようで、活発な活動をされていると思うが、実際のところ、この事業そのものがボランティア性を多分に含んでいるというところもあるが、利用者、サポート側、需要と供給の負担の部分で、サポートを受けたい人がたくさんいて、なかなかそこまで最終的なニーズまでこたえられていないという実情をお聞きしているが、その辺のところを聞かせてほしい。
◎子育て支援課長(清水寛君)
ファミリーサポート事業については、現在サポートする側が155人登録されている。また、ファミリー会員は387人、これは利用したいといって会員になっている方である。今、委員指摘のとおり、利用したい方が実際にうまくマッチングされず、サポート会員にめぐり会えないという事情もあると聞いている。
現在、これは墨田区社会福祉協議会の方に事業を委託しているが、サポート会員をできるだけ多く募集したいということで、社会福祉協議会の方で、そういったサポートの体制を強化するための努力は今しているところである。
◆委員(阿部喜見子君)
具体的にどのような努力をされているのか、聞かせてほしい。
◎子育て支援課長(清水寛君)
せんだって、区のお知らせでいわゆるサポート会員を募集すると、そういう形での募集の案内をさせていただいたり、さらにこういうシステムがあるということを区民に知っていただくことも大事なので、そういったチラシ等を、子育ての関連施設に置いていろいろ区民の方の目に触れていただくと、そういったこともしている。
さらには、公立の保育園の園長会等にも関係者が来られて、近所でこういった形でのお手伝いができる方はぜひ紹介をしてほしいと、そういった形での案内もしている。
◆委員(阿部喜見子君)
このファミリーサポートセンターの事業の一部分は、例えば今あおやぎ保育園で休日や夜間保育ということだが、夜のお預かりをしているけれども、やはりあおやぎ保育園そのものが遠くて、子供をそこまで預けに行って、夜の遅い時間にまた帰るということは事実上なかなか無理なので、こういった部分でも利用している方も多分いらっしゃるのではないかと私は推測する。保育園の待機児童の多少の受け皿にもなり得る支援活動を行っていると思うので、ぜひ利用者だけではなく、サポート会員も増やしていただけるような方向を持ってやっていただきたいと思うので、よろしくお願いする。
次に、73ページの高齢者福祉センター運営費であるが、先ほどの昼間の質問の中で、予約だけをして利用していない実態があるという答弁があったが、私自身、地域の方から、実際上、その日に予約を入れたかったが、埋まっていたために入れられなかった。後日、別の部屋を利用して当日行ってみたら、結局は使われていないという。そのことがたびたびあったという意見を聞いている。
無料ということに関しては別に異議をとなえるつもりはないが、やはり一般の方が使う公平性に関して、管理の問題があるのではないかと思うが、答弁いただけるか。
◎高齢者福祉課長(有田武雄君)
午前中の話の中で、貸出方法について、その団体数が大変多くなっているというような状況もあって、今は話合い等で進められているように聞いている。
キャンセル等については、一定程度あるとはお伺いしているところであるが、ゆうゆう館の規則というか、申込みの基準としては、2カ月前の利用日の9時に、それぞれの立花、梅若の方で申込みをしていただくというようなことで、実施をしていると聞いている。これはあくまでも登録をした団体が申込みをいただけるということで、高齢者福祉施設として、無料の施設として、その高齢者の活動にということで無料になっているわけである。
そういう点では、今の段階ではお互いに融通し合いながら使っていただきたいというのが、運営をしている管理担当の話である。具体的に今、阿部委員から、予約されている状況にあるにもかかわらず空いているというようなことが、そういうキャンセルがあるとすれば、その辺は施設の方に是正をするように指導していきたいと思う。
◆委員(阿部喜見子君)
やはりこちらの施設そのものが、事前に申し込んでおかないと、例えば当日そこが空いていても、使わせていただけない。これはその規則なので仕方がないことである。しかし利用者としてみれば、当日そこが空いているのに使えないというのは、部屋自体ももったいないし、ぜひ改善していただけるようによろしくお願いする。
あと、先ほど出ている63ページの交通バリアフリー事業の件であるが、これはちょっと全くの素人の意見で申し訳ないが、吾妻橋駅で場所を探しているということであるが、あそこの角に交番があって、あそこの交番が普段無人になっているようだが、ああいったものは使えないのか、ちょっと参考までにお伺いする。
◎障害者福祉課長(諏訪公二君)
そのような話は以前にもあったやに聞いている。それで、私もあそこを歩くことが多いが、交番に警察の方かよくわからないが、いることも見受けられるので、そういう問題について、私の方から軽々しい言葉はちょっと話できないので、申し訳ない。
◆委員(阿部喜見子君)
あそこの階段、皆さんも承知のとおり、かなり急な階段だし、お年寄りも区役所に数多く見えると思う。ぜひ早い時期にエレベーターを設置していただけるよう要望しておく。
|